黒札特務

第一話 東雲流再興への妄執
梨央の要請で溜池通りに巡視に出る風魔。そこには鈴代の家に出入りしていた御用聞き、小森の姿があった。

第二話 反勢力の台頭
日枝神社に怪人を見た、との情報に従って出た先では、怪人化した小森の一派が待ち受けていた。

第三話 牛頭会の誕生
ゴエティアの書を池袋のとある作家が嗅ぎつけた。その人物に確認してもらうための移送任務に風魔も任じられるが――

第四話 牛頭会の狙い
山王機関、玄理派、アーネンエルベの三つ巴の争いに、第四の勢力、牛頭会が加わろうとしていた。

第五話 憲兵怪人と満州からの客
満洲より、藤沢レーネが訪日した。憲兵怪人達に捕捉されたとの情報を受け、風魔は現場へ急行する。

第六話 情報ノ漏洩シタル時
船で横浜から満洲へと戻る藤沢レーネ。その情報がどこからか漏れたらしい。護衛の虹人に風魔も加勢する。

第七話 山郷武揚の目論見
何者かに呼び出された如月鈴代。情勢不安定な帝都を危ぶんで、梨央は密かに警護することを風魔に要請する。

第八話 小森の最期
審神者の修練なしに、安易に扱える人籟魔神。それを求めて数多の怪人達が血眼となっていた。

第九話 失われた十支族
銀座、京橋方面でセヒラが上昇している、と梨央が告げた。公務電車で向かった先には、怪しげな外国人がいた。

第十話 さらなる力をめぐる動き
失われたユダヤ十支族、その末裔が霊異を現す――その話を知った様々な勢力が帝都に暗躍していた。 

第十一話 東京駅の変事
真実を明かさないグランナイツに痺れを切らした山郷はN計画を狙い、渡満を企図していた――

第十二話 大連からの来訪者
藤沢レーネの電報で、中条忍が来日することが報された。その山王機関までの経路にセヒラが観測された。

第十三話 多加美宮司、京都へ出立
東雲流を再興するためには、宮津の神社に奉納した如月家縁の鏡が必要だった。それを求め、多香美宮司は出立する。