第一章

帝都・大東京市に突如現れた怪人。
並外れた怪力を持つそれらを人知れず鎮定する組織があった――

第一話 赤坂の怪人
怪人の影が、春を謳歌する帝都・大東京市に及びつつあった――

第二話 春、山王ノ宴
如月鈴代の茶会のため、清水谷公園を訪れる九頭と風魔。花見の喧騒に紛れて、怪人もまたそこにいた。

第三話 博士の異常な愛情
「魔神が逃げ出した!」山王機関魔神研究課、研究員の銀河ゼットーに要請されて、風魔は魔神捕獲のために街に出る。

第四話 妖怪坂
妖怪が出た、との通報で巡視に出る風魔。夕暮れ時の紀伊国坂に、猫の鳴き声が聞こえた。

第五話 市ヶ谷騒乱
市ヶ谷刑務所での暴動鎮圧の要請が山王機関に舞い込んできた。檻を捻じ曲げて逃げ出したそうだが――

第六話 魔導書ゴエティア
暴動の件の報告書を届ける道中、風魔は古書店セルパン堂店員、周防彩女が男子学生に詰め寄られている場面に出くわす。

第七話 召喚師の帰国
彩女の件で遅延しつつも第一連隊に到着する風魔。そこにはかつて東雲流門下であった鬼龍豪人の姿があった。

第八話 アーネンエルベ
書生に変装した風魔は鈴代と共にセルパン堂へ向かう。その入り口にて、金髪碧眼の女性と行き違う――

第九話 帝大の森
風魔は、式部から預かった古書を蔦博士に届けよ、との命を受けて帝大に向かうが、その行く手を怪人たちが阻む。

第十話 帝都満洲
現世と異界を繋ぐ門をくぐる風魔。その先には炎に包まれた異界の赤坂と、魔神の姿があった。

第十一話 怪人、満州を欲す
市ヶ谷に観測したセヒラを鎮めるために向かった先で、風魔と九頭は謎めいた紳士に出くわす。

第十二話 帝都満洲鉄道
謎の紳士の残した言葉を確かめるため、異界へと向かった風魔。先へと向かうためには鉄道を用いるらしい――

第十三話 帝都満洲青山
帝都のセヒラ増大に関連して、帝都満州は広がりを見せているらしい。その確認のため、風魔は再び異界へと赴く。




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