第七章

伊豆の一碧湖で発見された少年の水死体。独逸より来日したフォス大佐。
そしてセヒラの奔流の中で予言を語る謎の書生、芽府須斗夫。
その予言ははたして帝都に何を齎すのか――

第一話 少年の死
脱血された少年の死体が伊豆・一碧湖で発見された。内臓が人間と異なるそれを、怪人のものではないかと記者・新山和斗は疑うが――

第二話 カグツチ
伊豆で発見された少年の死体、ホムンクルスである可能性はある、とユリアは述べる。しかし、少年型の存在は彼女も知らないようだ。

第三話 ユーゲント
見知らぬホムンクルスに苛立ち、数多の執事型を帝都に放つクルト。その最中、独逸よりナチSS親衛隊大佐が来日する――

第四話 新たな動き
清正公前を囲むように、新山眞は三台の思念増幅器を設置した。それによりその付近に怪人化の兆候があらわれた。

第五話 乙亥文書
執事型ホムンクルスの残した謎の数字。式部丞は、聖書の章節を示しているのでは、と述べた。

第六話 美少年倶楽部
クルトの「狩り」のため放たれた執事型がユーゲントを追い回していた。窮地を救った御礼に、と風魔は美少年倶楽部に招待される。

第七話 化身降臨
新宿に悪魔の化身とされる荒神が降りる。その噂により、物見遊山の市民が集まり騒動となっていた。

第八話 凌雲閣
真夏の昼下がり、酷暑の続く帝都に、突如陽炎のようにかつて東京大震災で倒壊したはずの浅草凌雲閣があらわれた。

第九話 芽府須斗夫
憲兵隊本部にて深い眠りに就く、謎の書生、芽府須斗夫。彼の語る予言を引き出すため、式部はとある医者を呼んでいた。

第十話 釣鐘
セヒラの奔流に反応し、芽府須斗夫は予言を語った。その話を聞き、聖宮は見せたいものがある、と山王ホテルのエレベーターへ誘った。

第十一話 忙しい一日
芽府須斗夫から新たな予言を聞くには強いセヒラが必要だった。フリーダ葉の伝で風水師を探し、セヒラを憲兵隊本部に流してもらう事を魯公は企図する。

第十二話 時空の歪み
風水師にセヒラを流してもらうため、中野満洲里に向かう風魔。しかし、時間のズレているらしいそこは、遥か未来に繋がっているようだった。

第十三話 蠢動
中条忍は大連に戻り、いよいよN計画が実行に移される。その矢先、エレミヤ佐古田に異変が発生した。



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