内田百間うちだひゃっけん

 随筆や独特の雰囲気を持つ怪談調の小説が人気を博している流行作家。やはり何かしら感ずるものがあるのか、神田の古書店でゴエティア偽典を購入していたり、喪神特務中尉がタクシーと化した怪人と遭遇した所に現れたりする。その際には心の隙間に猫が入り猫憑き状態で歩いていたが、廓清すると一番にその状態に「虚ろ歩き」との名前をつけるあたり、泰然自若とした人のようだ。