江戸川乱歩えどがわらんぽ

 伝奇的な作風が人気を博す流行作家。洋書、古書の双方に造詣が深く、ゴエティア偽典が帝都に集まることを察していた鋭さも併せ持つ。その勘が囁くのか、セルパン堂の店員、周防彩女さんに「何か」を感じているようで、その動静を注視する様子が窺える。
 また、存外理知的な考え方をする御仁で、浅草十二階や東京大正博覧会が帝都に現れた際も冷静に事象を分析していた。